ユースフルハウス(新潟県新潟市)は注文住宅事業と並行して、保冷庫「HOZONE(ホゾン)」を展開中。HOZONEは高断熱・高気密の技術を応用した保冷庫。社長の難波正則氏が約10年前から参加する「家学塾」の主宰者・岡田好勝氏の指導のもと参加工務店が開発し、HIJ.が全国にVC展開。農作物の管理は種類によって適正な温湿度条件が異なる。
多くの農家は温度管理ができるJAの倉庫を利用してきたが、賃料や立地の問題から保冷庫の自前化が進行中。そのニーズに、コスト的にも適正なHOZONEが合致。現在は経営陣の2人が担当し、年1~2棟を手がける
※本記事は、新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー5月号「建築バズ企画斬」掲載の事例から、ユースフルハウス(新潟県新潟市)の事例を抜粋したものです。
取材:大菅力 まとめ:編集部
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ユースフルハウスによる農サツマイモ用倉庫の事例(左)。サツマイモ用倉庫の内部。適切な温度で出荷前に熟成する(右) |
農業用以外の用途も狙う
①事業意欲が高く、農作物の品質管理を重視する若手の農家が主な顧客。反響はあるため広告宣伝費をかけて受注増を狙う。HOZONEを中心とした非住宅建築部門は、5年後に売上10億円を目指す
②上記に向けて特定建設業許可を取り、資本も増やして大規模な案件の獲得を目指す。農業用倉庫以外に・・・
この記事は『新建ハウジング別冊・月刊アーキテクトビルダー5月号(2025年5月10日発行)建築バズ企画斬』(P.58〜)をデジタル版に再編集したものです。続きは本紙でご覧いただけます。
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