大建工業(大阪市)は、実際の空間画像を用いて床材や壁材の施工イメージを確認できるウェブコンテンツ「うつせる!床・壁ARシミュレーション」を、4月21日に公開した。同社ウェブサイト上で提供しており、スマートフォンやパソコンから利用できる。

「うつせる!床・壁ARシミュレーション」操作画面
自宅の写真や空間CG画像などをアップロードすると、自動的に床・壁を検知し、大建工業の製品を反映。これにより、リフォーム前の現場写真や新築時の完成予想CG上で、よりリアルな施工後のイメージを確認できる。床材は張り方向の選択も可能。
同社では、架空の空間画像上で色柄を選択できる「空間シミュレーション」や、ライフスタイルに基づく「インテリア診断」などを提供してきたが、今回「実際の物件画像でよりリアルにシミュレーションしたい」という要望に応え、AR技術を新たに導入。空間ビジュアライザー「Roomvo」を採用し、製品を施工した際のイメージをよりわかりやすく、簡単に確認できるようにした。ビフォー・アフターの比較表示も可能。
「インテリア診断」、「空間シミュレーション」に加え、この「床・壁ARシミュレーション」を提供することで、理想の空間づくりを支援したいとしている。

元の空間画像

床材を変更後
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