日本木造住宅産業協会(木住協、東京都港区)は、4月1日施行の改正建築基準法および建築物省エネ法に対応した「建築確認申請に係る設計図書等」を会員向けに公開した。確認申請用の図書を作成する際の参考にすることを想定して、設計図書を整理した。同協会ウェブサイトにおいて、会員限定で配布している。
資料は省エネ関連図書の違いで、省エネ基準と誘導基準の2タイプに整理。省エネ基準タイプは、国土交通省の「仕様基準に基づく仕様表作成ツール【木造 戸建て住宅用】」を使った場合は省略される断熱材、開口部、省エネ設備機器関連の証明書類を、確認申請時または完了検査時に提出することを想定した資料も用意した。
誘導基準タイプの場合は、エアコン、照明機器、節湯水栓、高断熱浴槽などの資料を、建築確認申請時か完了検査時に追加提出することを想定した内容となっている。
詳細・公開資料はこちらから。
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