ジェルコ、ビジネスモデルのコンテスト開始 　新規性・社会的問題解決など評価

　日本住宅リフォーム産業協会（通称：ジェルコ）は、２０１７年より「ジェルコリフォームデザインコンテスト」において新たに「ビジネスモデル部門」を創設する。名称も「ジェルコリフォームコンテスト」に改名した。リフォーム市場の拡大に貢献している事業者のビジネスモデを表彰することでさらなるリフォーム市場拡大を目指すのが目的だ。募集期間は７月１日～８月３１日。１１月１５日に受賞発表を予定している。

　ビジネスモデル部門では、「新規性・独自性分野」、「将来性・波及性分野」、「社会的課題解決分野」の３分野において評価。それぞれ最も優れたビジネスモデルに対し経済産業大臣賞を、次点には経済産業省製造産業局長賞、日本住宅リフォーム産業協会会長賞を授与する予定。

　３分野の評価ポイントは以下の通り。

　「新規性・独自性分野」の評価ポイント：１．ビジネスモデルに斬新さがあること　２．独創的なコンセプトを持っていること　３．他者が取り組んでいない分野でリフォーム（サービス）を行っていること

　「将来性・波及性分野」の評価ポイント：１．新しい取り組みを始めたことにより売上が大きく伸びたこと　２．事業を継続・発展させるための具体的な取り組みを工夫して行っていること　３．リフォーム市場が発展するような将来性の高い取り組みをしていること　４．当該ビジネスモデルが長期的に継続する見込みであること　５．ロールモデルとしての広がりやすさがあること

　「社会的課題解決分野」の評価ポイント：１．社会的ニーズを反映または地域社会への貢献があること　２．業界の健全性向上など環境整備につながる取り組みを工夫して行っていること　３．消費者のニーズを汲み取り、消費者の満足の高いビジネスを展開していること