１４年７－９月の工務店需要予測、４−６月比で大幅減の見通し　ジャパン建材調査

　ジャパン建材（東京都江東区）は、取引のある工務店・建材店・メーカー３０００社を対象に四半期ごとに実施している「需要動向予測調査」の結果をまとめ、２０１４年度第２四半期（７～９月）の見通しを発表した。

　前回調査（１４年４〜６月）で約２年ぶりに減少傾向を示した仕事量の見通しは、今回調査でさらに減少幅が広がった。工務店では前回よりも４９.４ポイント低下の▲３８.３ポイント、販売店では４７.５ポイント低下の▲３３.７と大幅に下落。増税だけでなく、消極的な消費者マインドの影響も大きいと考察している。

工務店の過去２年間の「仕事量の見通し」をポイント表示

　工務店のリフォームの仕事量は若干の減少傾向にあるものの、大都市圏と地方圏の需要格差が減り、わずかではあるが高価格帯への移行がみられるとした。