敷島住宅(大阪府守口市)は11月1日、京都市内に「京都桃山養斉モデルハウス」をオープンした。エヌ・シー・エヌ(東京都千代田区)のSE構法「SE105」を採用。今後、注文住宅ブランド「RECOCOON」の標準仕様として採用を予定している。SE構法は通常、構造材に120㎜角を使用するが、「SE105」は105㎜角で構造評定を取得可能な新構法。同構法の採用は国内で初となる。

「京都桃山養斉モデルハウス」。SE105を採用した国内初の事例
同社では2017年から、滋賀県立大学との共同研究で地域特性を生かしたパッシブデザインに取り組んできた。さらに今回は、パッシブデザインの実績を多数持つPASSIVE DESIGN COME HOME(愛知県名古屋市)代表の木村真二さんの監修を受けた。
また、断熱性能もHEAT20・G2を超えるUA値0.36W/㎡Kを達成。吹き抜けのあるリビングや畳コーナー、ガレージ、2つのバルコニーなどを備え、宿泊体験などを通じて快適性を訴求していく。

「京都桃山養斉モデルハウス」内観(リビング)
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