「無印良品の家」を展開するMUJI HOUSE(東京都文京区)は、住宅商品「木の家」の新仕様を11月7日から全国のモデルハウスで販売開始した。
「木の家」は、無印良品の家の第1弾として2004年10月に発売。新仕様では、同商品の特徴であるすっきりとした外観と大きな窓や吹き抜けによる開放感はそのままに、床や壁の素材を楽しめる内装仕様を新たに採用した。簡素化を徹底することで生まれる「余白」が、日常に充足感をもたらす設えとなっている。

内観:標準仕様(左)、新仕様(右)
内装は、柱や梁を見せない大壁にしたほか、サッシを4枚建てから2枚建てに、ささら桁の階段をストレートに変更したことで空間のラインを整え、光と影の変化をより繊細に感じられるようにした。
フローリングには、4㎜厚の天然木を使用した挽板フローリングを採用。標準仕様よりも大きな幅30cm、長さ210cmの1枚板を使用することで、よりダイナミックに木の風合いを楽しむことができる。壁には、卵殻・古紙由来のクロスやペイント、無印良品の100%植物由来のリネンクロスを追加するなど、素材の持つ質感や機能性にこだわっている。
外観は軒先を薄くし、鉄柱を取り除くなど、内装と同様にディテールにこだわり、簡素で洗練された設えに変更した。
「木の家」新仕様 特設サイトはこちら。

外観:標準仕様(左)、新仕様(右)
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