YKK AP(東京都千代田区)は、「YKK AP ショールーム箕面(みのお)」(大阪府箕面市)を11月6日にグランドオープンする。一般向けの同社単独ショールームは全国初。
主に新築戸建て住宅を検討中の一般ユーザーを対象に、窓、ドア、インテリア建材、エクステリアを複合的に展示・提案する。
箕面市を含む周辺エリアは、高速道・自動車道が近隣にあり、京都府、兵庫県などからのアクセスも良好な立地。関西のなかでも新設住宅着工戸数が多く、既存住宅を含め、エクステリアによる外構提案の潜在需要も見込めるという。来館目標は年間4000組。

「YKK AP ショールーム箕面」外観(左)、展示エリア(右)
新ショールームでは、展示面積932㎡に約270点の商品を展示。2階建て住宅の一部を実物大で設置し、カーポート・門扉などのエクステリア商品と玄関ドア・窓などの開口部商品、インテリア建材商品を複合的に展示し、建物と外構のトータルコーディネート提案を実施する。スクリーンフェンスや門袖などを使ったクローズ外構・セミクローズ外構や、室内ドアとフローリング、バルコニーなど、シーンごとに確認できる。また、防犯対策としてIoTによる玄関ドア、防災対策として窓シャッターを提案している。
窓の断熱体感コーナーでは、冬の外気を想定した環境において、窓のフレーム・ガラスの違いによって断熱性がどれぐらい変わるか実際に触れて確認できる。展示モニターにはサーモグラフィで窓の部位ごとに温度分布が可視化され、視覚上でも断熱性の違いを理解できる。
施設の2階には、関西初となるプロユーザー向けエクステリア施工技術研修所「DO SPACE 箕面」を開設。エクステリア・リフォーム商品の施工研修を実施し、施工技能者の育成と多様化するエクステリア商品の施工品質の向上を推進する。
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