住友林業(東京都千代田区)はこのほど、津田塾大学小平キャンパス「ウェルネス館」の建設工事に着手した。2026年3月の竣工、4月からの利用開始を予定している。
津田塾大学の「小平キャンパスマスタープラン」に基づく同施設は、延べ床面積約460.17㎡の木造平屋建て。相談室や休養室、医務室、メディテーションルーム、多目的室などを備え、学生の心身の健康と自己成長を支援する拠点となる。
同施設はキャンパスの自然環境と調和する設計で、開口部からは森の景観が望める。既存の樹木は学生とのワークショップを通じ、アートワークとして再生される予定。施設全体の木材使用量は約127㎥、炭素固定量は約103トンCO₂e(二酸化炭素換算)に達する見込みで、脱炭素社会への貢献をめざす。

津田塾大学「ウェルネス館」外観イメージ

「ウェルネス館」エントランスホールイメージ
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