家具メーカーのマルニ木工(広島市)は新たな挑戦として、木工の技術を生かし、国産ヒノキを使ったサウナ「kupu sauna(クプ サウナ)」を発表した。
Libertyship(宮崎市)の国産サウナブランド「ONE SAUNA」と協業。フィンランド留学経験があるプロダクトデザイナーの熊野亘氏がデザインを担当した。
材料として、奈良・吉野のヒノキを採用。
伝統的なバレルサウナを現代的にアップデートし、樽型の形状を端正なハーフドーム型にした。熱が高い位置に滞留するため、体調や好みに応じて上下段を選ぶことができる。
また、木工家具づくりの技術・経験を生かし、底板のスリットに側板を1枚ずつはめ込む仕様とし、堅牢さと気密性を両立させている。
デッドスペースを生まず、壁際にすっきりと納まるのも特徴。モジュールを連結して多人数用や多様なレイアウトに対応する。


「kupu sauna basic」
サイズW1920×D2000×H2240mm。
サウナ本体+ヒーター445万5000円。サウナヒーター(電気ヒーター式、200V)、固定式ベンチ、移動式ベンチ(小・大)、ヒーターガード、遮熱板、ドア脇のコートハンガー(2個)、温度計を標準装備。配送施工費66万円~。
2025年10月16日~11月9日まで、maruni tokyo(東京都中央区日本橋3-6-13)にてお披露目イベントを開催する。
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