住宅事業「楓工務店」や不動産サービス「トチナラ」を展開するアイニコグループ(奈良県奈良市)は8月1日、介護事業の新たな取り組みとして、放課後等デイサービス「かえでFC」を、京都府木津川市に開設した。全国的にも珍しい“サッカー療育”を導入し、放課後等デイサービスへの通所のイメージアップを図る。
従来の放課後等デイサービスは、通所に対しネガティブな印象を持たれることも多かった。かえでFCでは「通っていることを誇りに思える、ポジティブな環境づくり」を掲げ、同社の企業理念「笑顔を創造し続ける」を体現する場とも位置付ける。
同施設では、サッカーを楽しむ体験を通じた発達支援を重視。専門資格を持つスタッフが「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」の5領域に基づき、子ども一人ひとりに寄り添いながら自信や意欲の育成を図る。
さらに生成AIを活用し、支援記録や計画書の作成、送迎ルートの最適化、保護者へのフィードバックといった業務を効率化。スタッフの負担を軽減し、サービスの質向上につなげていく。

■関連記事
楓工務店、ZEH基準の分譲住宅事業を開始
アイニコグループ、業務管理SaaS「BOXJOB」をリリース
楓工務店、「アイニコグループ」へ社名変更 多角化経営を加速
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。





























