シェルタージャパン(静岡県浜松市)はこのほど、地震や複合災害を想定した家庭用避難シェルター「ガイアバスティオン」の販売を開始した。
地震や津波、火災、風水害、放射性物質や化学剤による化学災害など、複合災害に対応できる防災拠点型の家庭用地下シェルターで、駐車場1台分のスペースに設置可能な「オウギ」、機能性を強化した「ヤマト」、最上級仕様の「フジ」の3モデルを展開。

地下シェルター「ガイアバスティオン」と災害イメージ
4人が避難可能な「オウギ」モデルは、震度5以上や外気温異常を検知すると自動的に扉をロック。エアコン機能、酸素発生、二酸化炭素除去装置を搭載し、外部からの侵入を防ぎ、長期避難生活を可能とする。高い安全性能と、同社の特許技術によりBCP対策としても活用できる。
同社は、南海トラフ地震やテロ・ミサイルなどの武力攻撃に備える“最後の砦”を家庭のすぐそばに設けることが、命を守る選択肢のひとつになるとしている。
今回の販売開始に伴い、7月19日~27日に静岡県浜松市にて完成見学会を開催。モデルシェルター見学や機能説明を行うほか、個別相談にも対応する。
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