設計の力を経営に活かし、10年後も選ばれ続ける工務店に
性能やデザインの標準化により家づくりの同質化が進む中、自社の存在意義が改めて問われています。
本塾では全6回のプログラムを通じ、経営における「設計の力」の価値を見直し、活用する視点と方法を学びます。
学びと実践を積み重ね、最終回では各社の事業計画を発表。葉山加地邸(国登録有形文化財)にて歴史と美意識に包まれた空間の中、自社の未来を語り合う場をご用意しました。
塾長はLivearth 代表・大橋 利紀氏。現場での実践を積み重ねてきた大橋氏が、変化の時代を乗り越えるための視点と方法を体系的にお伝えします。
自社の価値を見失うことなく、地域で中長期的に信頼され続ける存在へ。真の「アーキテクトビルダー」を目指す皆さまのご参加をお待ちしています。
法律の改正により性能の底上げと高性能標準化が進み、デザインの整え方のノウハウが普及し、 同質化が進む家づくりの中で自社の存在価値と立ち位置を改めて問う。
中間層の多層化が進む中で、住宅の取得という選択肢のなかで注文住宅の位置づけが大きく変化する現在、 多くの工務店・設計事務所は、これまでの延長線上の家づくりにおいて、受注や提供価値への不安定化と未来への展望の不安がより顕著化しているように感じます。
本塾は、現在の大きな経営的な環境要因の変化の中で、「自社の本質的価値をいかに形成するか?」をメインテーマとして掲げています。 情報のカオス化の中で、さらに価値の増す「体験価値」とそれを実現化するための「設計の力」を養います。
大量のインプット(論理と感性両面から)とアウトプットを行い、各自の視座の拡張と昇華を目指します。 ゴールは、各社が各地域にて中長期的な目線で継続可能な「指名受注工務店」を形成することです。
この塾で学べること
①「設計力」を自社の経営資源として活用する方法
美しさや機能性を超えて、「設計」を経営的価値に転換する視点と実践法を学びます。
②情報過多の時代に埋もれない「自社の本質的価値」の築き方
市場が同質化する中で、自社が「なぜ選ばれるのか」という本質的価値の再定義と構築に取り組みます。
③中長期的に「指名される工務店」になるための視座と実行力
インプットとアウトプットを繰り返し、考え方や視野を広げ、より高いレベルへと引き上げます。
こんな方におすすめ
▶「他社との違いが見えづらい」「価格以外で選ばれない」ことに課題を感じている
▶今の家づくりに“手応えのなさ”や会社の将来に不安を感じている
▶自社の設計や提案に自信はあるが、“経営につながっていない”と感じる
“livearthメソッド”に触れ、大橋さんの塾で学んだ方々の声
・全講義とても有意義な時間となり、今後自分達が何をどうやって行くのか課題や気付きを得ることができました。
・論理的解釈・施工の精度等新しい視点での学びが大変新鮮でもあり、深い学びに繋がった。また、さまざまな方とも出会えそれぞれの考え方も議論でき、刺激にもなった。全6回とも学ぶものが多く、今後会社でも取り入れていきたい事が多くありました。これからは塾での学びを習得して仕事に取り組みたいと思います。
・座学だけでなく実物件も見学でき、体で感じる事ができたので良かったです。
目次
開催概要
開催日程 |
●第1回|10月14日(火)・15日(水) 哲学編 〜指名受注工務店を目指すために〜 >Livearth実物件3件見学/愛知県内 ・Livearthの哲学を例に挙げながら、自社の課題と実践項目の設定 ・Livearth × OhashiArchitectsの設計施工物件を解説付きでリアル体験し「絶対寸法感」と「相対的空間認識力」を養う 【視察物件】 ◎白秋(はくしゅう)の家>>詳細はこちら ◎春宵(しゅんしょう)の家>>詳細はこちら ◎慶雲(けいうん)の家 ●第2回|11月11日(火)・12日(水) マーケティング編 〜物語としての競争戦略〜 >兵庫県内 ・自社のポジションをそれぞれのバトルフィールドでいかに戦略的に設定するか? ・独自の物語の形成に必要なものは? ・指名受注工務店とは? ・5wayポジショニングの自社の設定 ・戦わないための戦略の策定 ●第3回|12月9日(火)・10日(水) リノベ編 〜本質改善型リフォーム〜 >Livearth実物件4件見学/岐阜県内または愛知県内 ・多段階的な目標設定と提供する価値の総合提案とは? ・性能向上リフォームの先にあるものとは? ・意匠と性能を両立させる勘所とは? ●第4回|2026年1月13日(火)・14日(水) 設計編 〜意匠と性能の両立の先にあるもの〜 >Livearth実物件4件見学/岐阜県内または愛知県内 ・性能設計(耐震、温熱、エネルギー、高耐久)を学び、自社の標準を設定する ・相反する複数の要素をどのように統合するか? ・建築の4つの根本要素 ●第5回|2月12日(木)・13日(金) 経営編 〜経営方針と自社の提供価値〜 >滋賀県内(非公開物件、国宝特別拝観) ・建築の本質から考える住宅設計とは? ・体験価値とは? ・建築的主題を決める3つの要素 ・自社の存在意義をあらためて問い直す。 ・各社の「やること」「やらないこと」の明確化 ●第6回|3月10日(火)・11日(水) 事業化編 〜新事業計画交流発表〜 >神奈川県内 ・学びの集大成として、指名受注工務店へ進むための各社の事業計画の交流 ・名建築の見学と体感そして至高の交流パーティー ■1日目会場:葉山加地邸 最終回の舞台は、国登録有形文化財「葉山加地邸」。歴史と美意識に包まれた空間で、事前課題と事業計画を発表。6カ月の歩みを振り返りながら、自社の未来を語ります。 ※内容が一部変更となる可能性があります。ご了承をお願いいたします。 |
時間 |
1日目 13:00~17:00 2日目 10:00~16:00(予定) ※日程により、開始・終了時間が異なる場合があります。 |
受講方法 | リアル開催(現地研修) ※現地集合・現地解散です。 ※現地までの交通費は各自でのご負担になります。ご了承ください。 |
受講費(税込) | 38万5000円/名 ※新建ハウジング未購読者の方は、 定期購読契約(1年間)をお願いしております。 |
ご注意ください | ・視察先までの交通費、宿泊費、昼食代、懇親会費(希望者のみ)、視察施設の拝観料・使用料は各自でのご負担となります。 ・岐阜県内の工務店様の参加はご遠慮いただいております。 |
定員 | 20名 |
メールご案内 | 各回、1週間前と前日にメールにて最新情報のご案内をいたします。 ※通知の時点で入金の確認がとれている方のみご案内となります。 |
受付締切 | 10月9日(木)17:00まで |
お支払い期限 | 10月10日(金)10:00まで |
主催 | 新建ハウジング |
住宅設計に求められる3つの要素
>>数値化できる心地よさ 基本性能
❶耐震性能
❷温熱・省エネルギー性能
❸劣化対策
❹維持管理
❺空気環境
❻光環境
>>情緒的な心地よさ 感性デザイン
❶四季を味わう暮らし
❷陰影のある空間
❸手触りのよい素材選び
❹揺らぎのある照明計画
❺そこかしこにある居場所
❻シンプルな設え
>>生活のしやすさ 基本デザイン
❶家事が楽になる動線
❷使い勝手のよい収納計画
❸手入れのしやすい素材選び
❹昼間にカーテンを閉めない生活
❺家中を見渡せる間取り
❻充実したサニタリースペース
塾長・講師
大橋 利紀 氏 Livearth×OhashiArchitects 代表 |
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岐阜・愛知・三重・滋賀を商圏に、家づくりを手がける工務店 ・Livearthの代表取締役社長。設計事務所 ・OhashiArchitectsの代表取締役も務める。地域の風土を生かした普遍的なデザインと「心地よさ」を見える化する高性能を兼ね備えた家づくりを理念としている。 新築事業は「Livearth」、大規模改修事業は「Livreno」、家守り事業は「Livearthユーザーズサポート」、設計事業はOhashiArchitectsがそれぞれ担っている。 |
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2016年 自立循環型住宅研究会アワード最優秀賞受賞
2019年 日本エコハウス大賞ビルダーズ賞受賞
2021年 新社屋+モデルハウス「暁の家」開設
2022年 日本エコハウス大賞NEXT工務店賞受賞
2023年 ウッドデザイン賞受賞
2023年 LIXILメンバーズコンテスト グランプリ
2024年 日本エコハウス大賞 奨励賞受賞『闌の家』
2025年 LIXIL主催の全国住宅コンテスト 新築部門で史上初の2回目のグランプリ頂上決戦 他受賞多数。
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■公式サイト:https://www.livearth.co.jp/ https://www.ohashi-architect.co.jp |
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