エクソル(東京都港区)は、太陽光発電と組み合わせて使用するハイブリッド蓄電システムの新モデル3機種を発売した。
住宅から産業用まで幅広く対応。
電気機器の防塵性・防水性を示す国際基準・IP等級で「IP66」を取得し、筐体を水深40cmに72時間浸すテストを実施してクリアした。塩害地・寒冷地のような過酷な環境に設置でき、台風で停電しても安全に動作し、蓄えた電気を使うことができる。
蓄電池内には充放電の中枢となる電池セルが配置されており、熱・湿気から守るための温度調整システムを搭載。
内部の故障などが原因で電池パックの温度が上がった場合には、酸素を排出して酸素濃度を下げることで、燃焼を止める設計になっている。
太陽光発電とハイブリッドパワーコンディショナの設置後の追加設置に対応。蓄電池システムの容量は最大21kWhまで後付けで増やすことができる。
蓄電池制御ユニットと電池パックの接続はケーブルが要らず、同社従来製品と比べて施工時間を大幅に短縮する。

ケーブルレス接続で施工時間を大幅に短縮
(1)「4.95-14-N-XSOL」、(2)「4.95-7-N-XSOL」、(3)「4.95-21-N-XSOL」の3機種をラインアップ。
(1)定格蓄電容量7kWh、使用可能蓄電容量6.9kWh、外形510×255×590mm。
(2)定格蓄電容量14kWh、使用可能蓄電容量13.8kWh、外形510×255×870mm。
(3)定格蓄電容量21kWh、使用可能蓄電容量20.7kWh、外形510×255×1230mm。
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