厚生労働省が5月2日に公表した2025年3月分の「一般職業紹介状況」によると、建設業(採掘含む)の有効求人倍率は5.11倍で、前年同月比で0.05ポイント上昇。新規求人倍率は7.32倍で、同0.15ポイント上昇した。全産業の有効求人倍率は1.26倍、新規求人倍率は2.32倍で、ともに前月から0.02ポイント低下している。
職種別の有効求人倍率は、建築・土木・測量技術者が5.82倍(0.12ポイント増)、建設躯体工事従事者が8.17倍(0.83ポイント減)、その他建設従事者が4.47倍(0.13ポイント減)、電気工事従事者が3.43倍(0.27ポイント増)、土木作業従事者が6.12倍(0.28ポイント増)となった。
建設業の新規学卒者を除く一般新規求人数は7万2484人で、前年同期比2.4%減少。このうち常用は6万7044人(同1.6%減)、臨時・季節は1035人(同29.3%減)、パートタイムは4405人(同5.1%減)だった。
就職件数は前月比690人増
職種別の有効求人数は、建築・土木・測量技術者が5万9343人(0.9%減)、建設躯体工事従事者が2万500人(3.3%減)、その他建設従事者が3万1421人(3.3%減)、電気工事従事者が2万595人(5.0%増)、土木作業従事者が4万2740人(1.3%減)となった。
就職件数は2978人で、前月から690人増加。職種別では、建築・土木・測量技術者が781人(5.5%増)、建設躯体工事従事者が228人(4.6%減)、その他建設従事者が609人(3.0%減)、電気工事従事者が401人(10.1%減)、土木作業従事者が959人(1.8%減)となった。
紹介件数は建築・土木・測量技術者が2419人、建設躯体工事従事者が519人、その他建設従事者が1516人、電気工事従事者が1065人、土木作業従事者が1913人だった。
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