国土交通省は5月2日、子育てグリーン支援事業において新築住宅の交付申請手続きの要件を変更した。交付申請が可能になる時期を「一定以上の出来高の工事完了以降」から「基礎工事完了以降」とする。あわせて申請時の提出書類や工事出来高を確認する時期、申請予約が可能になる時期についても変更を行った。
申請時には、工事出来高確認書に代えて基礎工事完了確認書(建築士による確認)を提出する。工事出来高確認書が既に準備されている場合でも基礎工事完了確認書が必要となる。
基礎工事より後の工程の工事出来高が補助額以上になった時点での報告は、申請可能時期の変更に伴い「交付申請時~2026年1月31日」に行うこととする。期限までに報告を怠った場合は交付申請を却下し、交付が決定されている場合は取り消しとなるため、注意が必要。
また、交付申請の予約が可能になる時期は、着工したかは問わず「確認済証、工事請負契約等交付申請の予約に必要な書類が全て揃い次第」とする。予約の有効期間は予約から3カ月、または25年12月31日で変更はない。
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