渋谷マルイを建て替え、構造の6割に木材使用

丸井グループ（東京都中野区）は、渋谷スクランブル交差点近くにある「渋谷マルイ」を2022年8月28日で一時休業し、構造の約6割に木材を使用した木造商業施設に建て替える。開業は2026年を予定。

渋谷マルイは1971年に開店。1980年代から2000年代前半はトレンドファッションを、近年はアニメイベントなどを展開してきた。
新しい建物は、地下2階〜地上9階建てで、売り場面積は2800平米。耐火木材など構造の約60％に木材を使い、「日本初の本格的な木造商業施設」として2026年の開業を目指す。木材使用により、CO2排出量を約2000t削減できる見込み。開店後は再生可能エネルギー由来の電力を使用する。

建て替え後イメージ。新店の設計は「Foster+Partners」（英国ロンドン）が担当