ファンを獲得する「企業ユーチューバー」育成の新サービス

ShiDo（シドウ、東京都港区）は9月7日、YouTubeを利用したマーケティングを支援する「企業ユーチューバー」育成サービスを新たに開始すると発表した。

複数の人気芸能人YouTubeチャンネルを運営する同社が、依頼元である企業の「企業ユーチューバー」に任命された社員にYouTubeチャンネルの企画立案から動画の撮影・編集、効果分析・検証までを指導、育成するというもの。同サービスによって、自社運営のYouTubeチャンネル内で企業ブランドを高める活動を発信できるようになるという。

近年、動画共有サービスの利用者および視聴時間が増加していることから、マーケティング活動にYouTubeを活用する企業が増えているものの、想定以上の成果を得られていないケースが多いという。同社は、「人」を主役にし、「人の情熱」を伝えるYouTubeチャンネルが、視聴者に親近感や共感を抱かせるとして法人向けサービスを開始。企業ファン獲得につながる「社員を主役にしたYouTubeチャンネル」の運営を支援していくとしている。

料金は月額20万円、契約期間は6カ月から。

同社が運営するチャンネルの１つ「中田敦彦のYouTube大学」の登録者数は現在280万人という。「人を主役にし、人の情熱を伝えるチャンネル作りが功を奏した」と同社