水道用バルブの開発・製造・販売を手がけるダンレイ(神奈川県茅ヶ崎市)は、血行促進、古い角質・皮脂汚れの除去、毛穴引き締めなどが期待できるとする人工炭酸泉生成装置「泡小町」を開発した。
炭酸泉は高濃度炭酸ガスが溶け込んだ水のことで、美容・療養に有効として古来ヨーロッパで親しまれてきたという。日本にも天然炭酸泉は複数あり、大分の長湯温泉がよく知られている。
今回発売する新商品は、炭酸ガスを人工的に温水に混ぜて炭酸泉を生成、バスユニットに設置するだけで自宅で簡単に1000ppm以上の高濃度炭酸泉入浴ができるもの。
お湯と炭酸泉はハンドル操作で切り替え、お湯が止まると炭酸ガスも止まる安全装置を搭載した。炭酸ガス濃度の調整も容易で、専用の炭酸ガス調整器でガスの流量を好みに応じて変えることができる。
H315xW170xD100mm。最高使用温度42度。設置には別売の工事セットとガスボンベが必要。
秋田県産業技術センター(秋田県秋田市)との共同開発品で、秋田大学大学院(同)医学系研究科と共同研究を進めているとする。
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