コンピュータシステム研究所、住宅用ＶＲシステム「ＧｙｒｏＥｙｅ ｆｏｒ ＡＬＴＡ」を発売

　コンピュータシステム研究所（宮城県仙台市）は８月２２日、住宅プレゼンシステム「ＡＬＴＡ（アルタ）」で作成した３Ｄプランをインフォマティクス社のＶＲビューワーアプリ「ＧｙｒｏＥｙｅ（ジャイロアイ）」形式のデータで書き出し、ｉＰｈｏｎｅやｉＰａｄに取り込むだけで、手軽に仮想の住空間を体験する事ができる住宅用ポータブルＶＲシステム「ＧｙｒｏＥｙｅ ｆｏｒ ＡＬＴＡ」を発売する。

　同商品では、端末を向けた方向にあわせて住空間がスクロールし表示されることから、住宅の中にいるような感覚を味わう事ができる。また、ｉＰｈｏｎｅ装着タイプのＨＭＤ（ヘッドマウントディスプレイ）を使うことで、二眼レンズの広い視野角による高い没入感を体験できるほか、ワイヤレスのコントローラで自由に住空間を移動できるなど、高品質なＶＲ体験が可能となる。

　同商品によって、ビルダーは施主に住宅の完成イメージを分かりやすく提案する事ができ、パースや図面、カタログ等を使ってプレゼンを行っている競合との差別化が図れる。また、施主に安心感を与える事ができ、住宅完成後のクレーム防止に役立つ。

 「ＧｙｒｏＥｙｅ ｆｏｒ ＡＬＴＡ」は、「ＡＬＴＡ→ＧｙｒｏＥｙｅ変換用ソフトウェア」、「ヘッドマウントディスプレイ（１台）」、「コントローラ（１台）」のセットで６８万円（税別）。ｉＰｈｏｎｅ、ｉＰａｄの閲覧用アプリ「ＧｙｒｏＥｙｅ」はＡＰＰストアから無料でダウンロード可能。