桧家グループ、「レスコハウス」買収で都市部での事業強化

　桧家ホールディングス（東京都千代田区）は、鉄筋コンクリート住宅を販売するレスコハウス（東京都文京区）をグループ傘下におさめ、都市部での事業を強化する。首都圏市場のほぼ全エリアをカバーする価格帯の異なる３ブランドによって、販売体制を整え、事業拡大を図る。

　桧家グループの注文住宅は、郊外エリアに強くバリュー価値の高い「桧家住宅」と低価格帯の「パパまるハウス」に加え、耐火・耐震ニーズが高い都市部に強みを持つ高価格帯の「レスコハウス」の３ブランドとなった。

　「レスコハウス」は、「桧家住宅」のもつ「集客」や「販売戦力」などのマーケティング強化のほか、「商品力」「デザイン性」の強化と既存オリジナル商材の活用などによって、コスト削減効果が見込めるとしている。