旭化成建材(東京都千代田区)は3月31日、中東情勢の悪化を背景に、断熱材製品「ネオマフォーム」「ネオマゼウス」などの供給に遅れが生じる見通しであると発表した。原油・ナフサ輸送の要衝であるホルムズ海峡が事実上封鎖され、石油化学原料のサプライチェーンが深刻な混乱に陥っていることが主因で、同社は原料調達そのものが制約を受け、企業努力だけでは対応が困難な状況にあると説明している。
その上で、同社は4月1日受注分から当面の期間、受注制限や納期調整を行う方針で、欠品や大幅な納期遅延が発生する可能性を明らかにした。また、緊急対応としてネオマフォームのメーター板と3×10板、ネオマゼウスの全品種について、4月から当面の間、生産を停止する。販売価格についても、原材料やエネルギー、物流費などの上昇分を反映させる必要があるとしており、詳細は後日改めて案内するという。
同社は「多大な不便と迷惑をおかけすることを深くお詫びする」とコメントし、安定供給と品質維持のための措置であると理解を求めた。国際情勢はなお不透明で、原料調達や生産、物流に関わる環境が急変する可能性も否定できないとして、状況の変化に応じた情報提供を続ける方針を示している。
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