米国コロラド州立大学と金物メーカーのシンプソン・ストロングタイ社は、防災科学技術研究所と共同で、兵庫県三木市の兵庫耐震工学研究センターにある三次元振動台「E−ディフェンス」を用いて木造7階建て住宅の実大振動実験を行うと発表した。
建物は23戸の住居と2つの店舗からなる木造7階建ての共同住宅。延床面積410坪(1350平米)。地震多発地帯における高層木造建築物の設計方法開発のため、全米科学財団が140万ドルを拠出し、4年がかりで行われてきた研究の頂点。
実験は今年の6月、7月にかけて行われる。最大級の振動実験は7月14日に行う予定。