ナックハウスパートナー(東京都新宿区)が運営する住宅フランチャイズブランド「エースホーム」は、創業25周年を記念して、2001年4月に発売した初の商品「Xest(ゼスト)」を全面刷新し、11月21日に発売した。北海道・沖縄を除く全国のACEHOME加盟店で販売する。
同モデルでは、日本文化が育んできた「心地よさ」を現代の暮らしに合わせて再構築。ルームクリップ(東京都渋谷区)が運営する「RoomClip住文化研究所」の分析結果をもとに、内外を柔らかくつなぐ「空縁(そらえん)」や、家事効率を高め中間領域として機能する「土間空間」、GX ZEH+を標準搭載。未来基準の性能で現代のニーズに応える「あたらしい日本の住まい」を提案する。

外観(Style2.0)
同モデルでは、現代の生活に求められる縁側や土間など伝統空間の役割を「静」と「動」としてとらえ再構築。静の領域の「空縁」は、外からの視線を遮りつつ空に開く設計で、半階上がったスキップフロアから光と風を取り込む現代の縁側とした。動の領域の「ミラクル大収納」「通り土間」 は、車から荷物を運び込める収納性と、玄関からランドリーへの短い動線を両立。合理性と柔軟性を併せ持ち、地域に開かれた交流空間としても機能する。
また、巾木や額縁の最小化やスリム建具を採用したノイズレスデザインで、日本らしい引き算の美学を体現。GX ZEH+を標準仕様とすることで、創エネ・蓄エネ・省エネの住宅性能を実現した。
ナックハウスパートナーとエースホームは、「静と動の再構築」を軸に、持続可能で心地よい住まいを今後も提案するとしている。

1階平面図(左)、2階平面図(右)
延床面積 152.00㎡(45.97坪)
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