あなぶきデジタルサービス(東京都渋谷区)は11月5日、過去10年以内にトイレのリフォームをした40代~60代の男女363人を対象に実施した「トイレリフォームに関する調査」の結果を発表した。トイレリフォームでかかった費用は、「20万円未満」が40.2%、「20万円以上30万円未満」が25.3%で、全体の約65%が30万円未満でリフォームを実施していることがわかった。

実際のリフォーム費用と事前に想定した予算について聞いたところ、リフォーム経験者の約半数が「想定していた費用と違った」と回答。想定していた予算よりも「高かった」人は31.7%、「安かった」人は17.4%だった。

想定していた費用より高くなった理由で最も多かったのは、「当初の予定よりも高い商品にしたから」(36%)だった。リフォーム経験者からは、「最新の設備にした」「高機能付きにした」などの声が寄せられ、リフォーム検討中に新たな選択肢と出会い、より良い製品を取り入れたことがうかがえる。また「イメージ通りになったから満足している」など、予算を超えても納得のいく製品選びやプランニングができれば満足度が高いことがわかる。
次いで、「自分の考えていた相場が間違っていたから」「トイレまわりで他にもやりたい工事が出てきたから」が続いた。

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