LIXIL(東京都品川区)は、リフォーム営業支援アプリ「L-ポケット」に、現場の窓写真をアップロードするだけで商品提案と補助金を含む概算見積もりを算出できる新機能を追加した。リフォーム内窓「インプラス」に対応するもので、今後は他商品への展開も予定しており、デジタル技術を通じた営業支援をさらに強化する。
新機能「スマホdeラクラクAI見積『ラクみつ』インプラス簡単見積シミュレーション」は、Googleの生成AI「Gemini 2.0」の画像認識技術とLIXIL独自の見積もりデータを活用。現場で撮影した窓の画像から、最適なインプラスの規格サイズや色を自動で提案し、仕様確定後に概算金額と補助金額を算出する。PDF形式での見積書出力や、案件ごとの情報管理もアプリ内で完結する。
これにより、これまで現地調査に必要だった採寸・現況確認などの手間が削減され、窓の画像を顧客から送ってもらうだけで、非対面での初期見積もり提案が可能となる。水まわり工事時の追加提案などにも活用できる。
対象はLIXILリフォームネット(VC)、LIXILリフォームショップ(FC)に加え、一般事業者向けの「L-ポケットLite版」でも一部機能が利用可能。

写真をアップロードすると窓品種・サイズやおすすめカラーをAIが判断する
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