アルフレックスジャパン(東京都渋谷区) は、ライフスタイル体感施設「カーサミア河口湖」(山梨県南都留郡鳴沢村)を6月16日にリニューアルオープンした。
1987年設立の「カーサミア河口湖」は、4500坪の敷地に異なるコンセプトのモデルハウス3棟が点在。今回のリニューアルでは、築38年の建築の味わいを残しながら、現代のライフスタイルや多様化する家族のかたちに寄り添い、内装や間取りをアップデートした。家具や照明、小物にいたるまで丁寧にコーディネートされた空間は、単なるショールームではなく、自身の住まいのイメージを五感を通じて膨らませることができる場となっている。
「MODEL A : Sunlight House」は、料理が趣味の40代夫婦と子ども1人のファミリーを想定した住まい。時間帯ごとに自然光が入るよう間取りや角度が計算され、ペールグリーンのタイルの外観に白いアルミサッシがアクセントになっている。

MODEL A : Sunlight House
「MODEL B : Heritage House」は、セカンドステージを迎えた60代夫婦の2人暮らしを想定した住まい。ヨーロッパの典型的なスクエア型住宅で、家の中心にある階段室を囲むように各部屋を配置した。

MODEL B : Heritage House
「MODEL C : Terraced House」は、50代夫婦と子供2人のファミリーを想定したウィークエンドハウス「CHIC」と、30代カップルの住まいを想定した「POP」の2棟がつながったテラスハウス。いずれも1階床は経年変化を楽しめる素焼きのテラコッタで、棟ごとに異なるインテリアと雰囲気を体感することができる。

MODEL C : Terraced House
今回のリニューアルでは、テニスコートがあった場所にガーデンを新たに配置。2階のテラスから階段でガーデンに降りることもでき、屋内外を行き来しながら、自然とともに過ごす豊かな時間を楽しめる。
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