国土交通省は、建設分野の中長期的なあり方を議論するため、設計者や施工者、建物所有者など建設関係者から幅広いテーマで意見を募集している。
同省では4月から社会資本整備審議会建築分科会で、建築生産や建築行政の現場における課題についての議論を開始。関係者から建設分野に関する意見を募り、必要な論点の整理やニーズの把握を行う考え。応募先は意見箱(ホームページ)まで。意見募集は12月中旬頃までを予定している。
対象は、設計者、施工者、管理者、建物所有者、建物利用者、開発事業者、不動産仲介事業者、コンサルタント、金融関係者、行政職員、指定確認検査機関の職員など。テーマは、▽既存ストックの活用▽人材確保・育成▽新技術・新材料▽地球環境問題▽建築物の質▽市街地―など。

募集テーマ一覧
提案は、テーマごとに200文字以内にまとめ、回答フォームまたはメールにより送信する。意見を提出した理由を付記することも可能となっている(文字数制限なし)。提出された意見は、中長期懇談会または建築分科会・建築基準制度部会で随時資料として配付される。なお、意見への個別回答は行わない。

意見提出項目
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