フクビ化学工業(福井県福井市)は、再生木に経年変化した木の意匠をほどこした高意匠なデッキ製品「プラスッド デッキND KKAA」を発売した。デザイン監修は隈研吾建築都市設計事務所(東京都港区)。
基材の「プラスッド」は、規格品として製材に適さず、廃棄するしかなかった木材を有効利用する目的で生まれた再生木。
福井県産の間伐材を粉砕して木粉とし、それを再生プラスチックを利用した樹脂に混ぜ込むことで高い耐久性・耐候性・剛性を持たせ、火元を離すと自然に火が消える「自己消火性」を確保した。
新製品は、こうした基本性能に加えて、墨流し柄によって経時変化した木の意匠を表現。原料の木の自然な色合いと調和し、シンプルながら奥深い美しさが感じられるとする。
「プラスッド デッキND KKAA」27.5×160×1995mm、「リバーシブル幕板」27.5×160×2000mm。
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