アンドパッド(東京都千代田区)は、クラウド型建設プロジェクト管理サービス・ANDPAD図面の新機能「性能検査」をリリースする。設備工事の検査業務における事前準備から測定出力までの一元管理を、ANDPAD上で可能にする。
従来の設備工事では、計測者と書記の2人体制で計測結果を記録し、測定後、事務所などで手書きの記録を改めて入力することが一般的だった。同機能では、図面を自動で読み込み、試験表を作成でき、設備専用CAD・Rrebro2025との連携によって必要な情報も図面上に自動で配置。事前準備の負担を大幅に軽減する。
また、測定記録支援システム・BLuEと連携すれば、測定結果を自動で記録。測定後の報告書作成もANDPAD上で完結し、PDF書き出しもできる。計測場所や進捗状況も共有できるため、迅速な情報伝達と連携強化にもつながる。
現在は風量測定、絶縁抵抗試験、照度試験に対応。今後、対応機器や検査は順次拡大していく。
また、5月28日から6月11日にかけて、前期工事・空調工事業者向けのオンラインセミナーを配信する。
■関連記事
アンドパッド、建設業の資金繰りの課題を軽減する「請求書買取型資金化サービス」
アンドパッド、KY活動・入退場管理の手間を解消する新機能
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。