注文住宅を手がけるヤマト住建(兵庫県神戸市)は3月、大阪府堺市にNearlyオフグリッド住宅「エネージュFree」のモデルハウスを開設した。高断熱・高気密の基本性能に加え、太陽光発電、蓄電池、V2H(EVからの給電)を組み合わせることで、最大エネルギー自給率82%(※1)を実現。電力会社からの供給に依存しない、次世代型住宅のあり方を提示している。

モデルハウス外観

モデルハウス内観
本モデルハウスは、再生可能エネルギーによる自給自足を可能にするNearlyオフグリッド住宅として、電気料金の高騰や災害時の停電リスクへの備えといった社会課題に対応。「つくる・ためる・使う」を一体化したエネルギーマネジメントにより、居住者の安心・安全と、環境負荷低減を両立した住まいの実現を図っている。
ヤマト住建では、「暮らしを整えることが、地球を整えることにつながる」という理念のもと、持続可能な社会の実現に向けて、省エネ・創エネ・蓄エネを統合した家づくりを推進。環境対応と快適性の両立を図る提案型住宅として、今後もその取り組みを強化していく方針。
※1:想定条件下での年間エネルギー収支に基づく同社試算による数値
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