積水ハウスグループの積水ハウス建設ホールディングス(大阪市)はこのほど、高校卒業予定者を中心とする「クラフター」(社員工クラフター)の積極的な採用を進め、2024年3月時点の360人から、33年までに1000人まで増員することを目指すと発表した。

積水ハウス建設で働くクラフター
23年から高卒採用を積極化。25年4月は、過去3年間の平均に比べ3.8倍の134人が訓練校に入校しており、26年4月入社も同程度を見込む。
同時に、入校式を家族・教職員に向けオンラインで公開し、育成体制の説明会を実施。入校後は少人数指導とし、トレーナー(講師)も約2倍に増員。また、現場での指導体制を強化するため、リーダー役を果たすチーフクラフターも、25年中に40人の増員を目指す。
同時にDXを活用したフォロー体制を整え、クラフターの定着を促す。また25年4月から初任給を最大で3%引き上げるなど、待遇改善も進めている。
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