内装建材の企画・販売を行うtoolbox(運営:TOOLBOX、東京都新宿区)は、ステンレス製造途中の「ステンレスホット材」を使用した階段手すり「ステンレスの手摺 HOT材」を発売した。
ステンレスホット材とは、熱加工された初期工程のステンレス素材のことで、熱を加えて圧延し板状や棒状に切り出されたステンレスを指す。
一般流通していないため普段は目にすることがないが、鋳物のようなざらりとした肌触り、くぐもった光沢、不均質なムラがあり、その特徴を生かして手すりとした。
フラットバー、ブラケットともにステンレスホット材の板材を切り出して加工。素材が持つソリッド感を味わえるよう、フラットバーはほぼピン角に仕上げた。
フラットバーの厚みは9mmと12mmの2種類。手すり棒単体でも強度が高くたわみにくいため、最大3800mmの長尺に対応。9mm厚の場合ブラケット4つ、12mm厚の場合ブラケット3つで十分な強度を確保できるとする。
サイズは、9mm厚がL1000~3800(10mm単位でオーダー可能)×D73×H96mm、12mm厚が1000~3800(同)×D73×H99mm。
4万2000円〜(税込)。
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