工務店・住宅業界のDXを提唱してきた筆者なりの視点で、現時点における工務店のDX&AI活用についてまとめてみた。解説する内容・ユースケース(活用シーン)は以下の通り。この記事では、『工務店のAI活用+まとめ』について解説する。
文:三浦祐成・新建ハウジング発行人
住宅DX&AI大全 工務店のAI活用+まとめ
◯ まず、ここまで触れてこなかったAIについてその基本と現状、工務店の活用の可能性について触れ、その後に工務店DXのまとめを行う
AIの基本と現状
◯ AIはPC、インターネット、携帯電話と同レベルのインパクトをもたらす重要な発明
◯ 現状の生成AIは「知的アシスタント」
◯ 質問をすれば、内容に関連するサイトから情報を集め、文章などに整理して回答。検索代わりに、また思考の「壁打ち」に使える
◯ 有償版のAIは、メールの回答例文、自社のキャッチコピーやプロモーションのたたき台(文章やサムネなどの画像)、コンテンツマーケティングの素材、建築物の画像など、プロンプト(指示コマンド)によって業務に使える素材を生成できるようになってきた
◯ HPやブログ記事など自社を理解できるデータを読み込ませて学習させると、生成の精度は上昇。ただしそれでも加筆修正は必要
◯ WordやExcel、PowerPointなどのビジネスソフト、Adobeなどのデザインソフトには、AIによるアシスタント機能が搭載、作業の時短に
2025年のAI進化
◯ 建築向けを含めたソフト・アプリ・デジタルサービスにAIが組み込まれる
◯ 家電や業務用機器への搭載も加速。すべてが賢くなっていく
◯ 「ChatGPT」の最新モデル「o1」はネット上から回答を探すのではなく・・・・・
続きは「住宅産業大予測2025」P.128〜でお読みいただけます。
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