不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は11月28日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された10月の首都圏中古マンションの価格動向を発表した。
首都圏全体の1戸あたりの平均価格は、前月比1.5%増の4052万円と3カ月連続で上昇し、2017年1月の調査開始以来初の4000万円台となった。都下、神奈川県他、さいたま市を除く5エリアで前月比プラスとなり、東京23区が3カ月連続、横浜市・川崎市が2カ月連続で最高額を更新した。前年同月比は4.4%増と3カ月連続上昇した。
エリア別では、東京23区の前月比が8月以降2%超と急上昇しており、前年差額も707万円に拡大。前年同月比は14.0%増と調査開始以来最高の上昇率となった。一方、埼玉県他は14カ月連続、千葉県西部は12カ月連続で前年同月を下回った。
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