大手3行が引き上げ　2月住宅ローン金利

大手銀行5行は1月31日、2月の住宅ローン金利を発表した。3行が代表的な固定期間10年の基準金利を引き上げた。上げ幅は0.05～0.14％。日銀が春にもマイナス金利解除に踏み切るとの見方が強まり、長期金利が上昇していることを踏まえた。

10年固定の最優遇金利は、三井住友銀行が前月から0.05％引き上げ1.14％、みずほ銀行が0.10％上昇の1.45％、りそな銀行が0.14％上昇の1.66％。一方、三菱UFJ銀行は0.16％引き下げ0.86％。三井住友信託銀行は1.30％で据え置いた。　

短期金利に連動する変動金利の最優遇金利は5行とも据え置いた。

■関連記事
住宅ローン利用者、4割以上「今後1年間で金利上昇」と回答
大手4行が引き下げ　12月の住宅ローン金利
2024年地価は「三極化」へ 住宅ローンは柔軟な対応を