発電量７％向上する太陽電池モジュール

　世界的な太陽電池メーカーのカナディアン・ソーラー（カナダ・オンタリオ州）は、セル変換効率２１.１％を達成した太陽電池モジュール「ＥＬＰＳ」を発表した。

　配線を太陽電池モジュールの表面から背面に移すバックコンタクト（メタルラップスルー技術）の採用が特徴。これによりセルごとの集光率を３％向上、発電量を7％以上高めることができるという。

　「ＥＬＰＳ」は、ドイツ・ミュンヘンで６月１３日〜１５日に開催される世界最大規模の展示会「インターソーラー　ヨーロッパ２０１２」にて屋根上用太陽電池モジュールの新製品「ＣＳ６Ａ-Ｐ」とあわせて展示。日本国内では7月に発売予定。