住宅金融公庫は、平成17年3月の全国住宅市場調査の結果を発表した。注文住宅市場の伸び悩みが依然続いており、建売の好調も一服したようだ。
これは、注文住宅・賃貸住宅・分譲住宅・中古住宅・リフォームの各市場の動向について、全国の住宅建築請負会社・不動産会社など4328件を対象にFAXアンケートしたもの。有効回答率は43%。
調査結果の主なポイントは次の5点。
[1]実績が伸びない注文住宅市場、[2]賃貸住宅市場は持ち直せず、[3]マンション市場は堅調に推移、建売市場の好調は一段落、[4]中古市場は戸建が復調、[5]リフォーム市場は好調