アイカ工業、下地の経過観察が可能な橋梁コンクリート片はく落防止工法を発売

　アイカ工業（愛知県清須市）は１２月７日、橋梁で使用されるコンクリートのはく落を防止する「ダイナミックレジン クリアタフレジン工法」の販売を開始したと発表した。

　同工法は、マンション等の外壁タイルのはく落を防止する「ダイナミックレジン タフレジンクリアガード工法」に使用している高耐候性の特殊透明樹脂技術を応用して開発したもの。特殊透明樹脂と特殊繊維シートにより、施工後もコンクリート下地の経過観察が可能となる。

　また、同工法は－３０度（寒冷地対応）～＋５０度の温度下における押し抜き性能を有する。東日本高速道路・中日本高速道路・西日本高速道路編著の「構造物施工管理要領（平成２８年８月）３－７はく落防止３－７－３材料」の要求性能を満たすものとなっている。

　価格は１ｍ^２あたり１万４７００円（税抜、下地処理は別途）。年間販売目標は５０００万円。

下地視認性の確認写真