宮坂建設工業(北海道帯広市)は3月30日、ファッションブランド「KEITA MARUYAMA」のデザイナー丸山敬太氏がデザインを手がけた新ワークウェアを4月より導入すると発表した。建設作業服だけでなく、オフィスで働く女性用の制服も刷新する。
同社は大正11年創業の総合建設業。代表取締役社長の宮坂寿文氏は今回のリニューアルに対し、「建設業界のイメージである3K(きつい・汚い・危険)を根本から変えていきたい。社員のインナーモチベーションの改善にもつながるはず」と期待を寄せる。
今回デザインを手がけた「KEITA MARUYAMA」は、ミュージシャンや舞台の衣装デザイン、日本航空グループの客室乗務員および地上接客部門の制服デザインも手掛けるなど幅広く展開しているファッションブランド。建設作業服とコラボレーションするのは初の試み。
丸山氏は「デザイン性と機能性のバランスを保ちつつ、街並みに馴染める品の良さを追求した。この制服を着たいから宮坂建設工業に入りたいと思ってくれる若者が増えてくれたら嬉しい」と思いを語った。
現在、防寒服をリニューアルするプロジェクトが進行中。今後もコラボレーションを続けていく予定だ。
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