三菱化学、鹿島事業所の稼働再開には２カ月以上、小田原・筑波は再開（３月２３日）

　三菱化学は３月２３日時点の東日本大震災の影響を発表した。鹿島事業所はプラントの稼働再開までには最短でも２カ月以上かかるとの見通しを示した。

　鹿島事業所は３月２３日時点で製造設備はすべて停止、自家発電等も停止している。特に湾内の入出荷設備や道路の損傷が激しく、陸上・海上いずれによる入出荷も困難な状況にあるとする。
　このため、プラントの稼動再開までには最短でも２カ月以上を要する見込みという。。

　一方、生産を停止していた小田原事業所は、３月２３日に全面的に稼働を再開した。

　同様に生産を停止していた筑波事業所も、安全を確認できた製造設備から稼動を再開、４月上旬には全ての製造設備で稼動を再開できる見込みという。

　同社は住宅資材の関連素材の生産も行っている。