アイジー工業　停止中の水戸工場を週明けにも再開　安全を確認中

　金属外壁材・屋根材のアイジー工業（本社：山形県）は、防火・耐火仕様の断熱サイディング「ヴァンドシリーズ」を生産する水戸工場（茨城県城里町）の操業を停止していたが、週明けの再開に向けて建物・設備の安全を確認している。

　屋根材を生産する東根工場（山形県東根市）と断熱サイディングを生産する寒河江工場（山形県寒河江市）は通常どおり操業。営業所も被害が少なく、通常どおり動いている。が、物流機能の制限・停滞により、出荷には若干の困難がでているという。

　製品の需給見通しについて、金田直治社長は「一刻も早い救援と、避難生活を送っている方々への生活支援が第一。需要予測ができる状況にはない。が、需要が生じたときには、メーカーとして最大限の供給責任を果たすことが当社の役割」とコメントとしている。