６０代男性の３割超が「来訪者確認せずドア開ける」、パナソニックが防犯意識調査

　パナソニック（大阪府門真市）は、２０〜６０代の男女５００人を対象に玄関周りの防犯意識に関する調査を行った。調査時期は２０１３年１１月１日〜６日。

　玄関のチャイムが鳴った際の行動を聞くと、６０代男性の３人に１人以上（３６%）が訪問者を確認せず「玄関のドアをいきなり開ける」と回答。来訪者の予定がないのにチャイムが鳴ったときの心境については、「誰が来たか楽しみ」と答える割合が６０代男性がもっとも高く（２０％）、期待感もあって確認なしに玄関を開けていることが推測できるとする。
　一方、２０〜３０代の女性および独身女性は防犯意識が高く、チャイムが鳴ったときの心境として「誰が来たか不安」（５６～５８%）と回答。３０代女性の８８%が訪問者をまず確認すると答えた。

　全体の約半数（４７％）がドアホンを利用しており、利用者の９０%が「ドアホンは必須」と感じていることがわかった。利用しておらず購買意欲もないと回答した人の理由としては、「工事が面倒」（３５%）「価格が高い」（４７%）が挙がった。