リノベーション協議会(東京都中央区)は、第4回「リノベーションコーディネーター資格制度」の受験希望者の受付を8月1日から開始した。受付期間は10月31日まで。
中古住宅流通とリノベーションに必要な知識を総合的に学ぶことができる資格制度で、不動産買取や販売、仲介、建築設計に従事する人、将来リノベーションに関わろうとしている人が対象。自社のみでは習得しづらい領域を体系的に学べるほか、新卒社員や転職者、管理部門の社員の人材育成にも有効な資格となっている。これまでに受験者は累計で3481人、合格者は2450人(合格率70.4%)。
学習は、同協議会によるテキストおよび動画講習にて行う。テキスト「リノベーションコーディネーターハンドブック(改訂版)」1760円(税込)は、Amazon(書籍版)、出版社サイト(PDF版電子書籍)より購入可能。
試験は、全国47都道府県に300会場以上あるテストセンターのパソコンで実施。試験期間は11月1日から11月30日まで。申し込みの際、日時・受験会場を選択する。結果は12月20日頃にメールにて通知する。
受験料は8800円(税込)。大学・短大・専門学校・高校などに在学中の場合、試験申込サイトにて「学生割引コード」を利用することで割引が適用され、受験料は5500円(税込)になる。詳細はこちら。
今後、同資格の普及を通じて、リノベーション業界に関わる人材の知識や技術の底上げと優良なリノベーションの普及、中古住宅市場の活性化を目指す。

リノベーションコーディネーター資格受験から資格発行までの流れ
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