ハンファジャパン(東京都港区)は、豪雪地域における外張り断熱の新築住宅向けに、太陽電池モジュールの壁面設置架台システム「FronHas Neo(フロナスネオ)」を発表した。
旭化成建材(東京都千代田区)、シネジック(宮城県富谷市)、スワロー工業(新潟県燕市)の協力を得て開発。
豪雪地域や多雪地域での使用を考慮し、外張り断熱工法を採用した新築住宅の壁面に太陽光パネルを取り付ける際に使用する。
外壁材と断熱材を留めている通気胴縁に架台金具を固定し、断熱材を貫通させることなく設置が可能。外壁材に新たに横桟などを固定する必要もない。架台金具は太陽光パネルを設置すると目立ちにくくなるため、住宅の外観を損なわない。
近日中に防眩機能を持つ太陽電池モジュールを販売予定。今回の架台システムと組み合わせることにより、壁面設置でも周辺環境への影響が抑えられるとする。
また、今年4月に札幌営業所を開設。豪雪・多雪地域への販売を強化していく。
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