住宅展示場協議会(東京都港区)と住宅生産振興財団(同)が5月21日に公表した4月の住宅展示場来場者組数は、20万8556組(前年同月比12.9%減)だった。プラスとなったのは北海道のみで、その他の7エリアは減少した。北海道は0.2%増と微増ながら9カ月連続の増加となった。
関東(12.0%減)は、2月に1会場閉鎖した影響で2カ月連続の2ケタ減。近畿(23.1%減)も1会場閉鎖の影響で2割以上の大幅な減少となった。また、東北(5.4%減)、信越・北陸(7.3%減)、中国・四国(8.6%減)も、減少幅は縮小したが減少が続いている。東海(8.5%減)と九州・沖縄(1.2%減)は先月の増加から減少に転じた。
4月の各エリアの来場者組数は以下の通り。カッコ( )内は対前年同月比の増減を表す。
北海道:5121組(+0.2%)、東北:3033組(-5.4%)、関東:9万1873組(-12.0%)、信越・北陸:6928組(-7.3%)、東海:5万1672組(-8.5%)、近畿:4万1600組(-23.1%)、中国・四国:2673組(-8.6%)、九州・沖縄:5656組(-1.2%)。
※数字は住宅展示場協議会に加盟する住宅展示場における数字
※来場者組数の対前年度比の算出に際し、本年度から、関東エリア「ハウスクエア横浜」(2月閉鎖)の2024年度来場者組数を同展示場の全来場者組数から、出展モデルハウスの来場者組数に変更
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