大手銀行5行は1月31日、2月の住宅ローン金利を発表した。全行が代表的な固定期間10年の基準金利を引き上げた。長期金利の上昇傾向などを考慮した。
契約者の7割が利用する変動型の基準金利については、全行が据え置いた。ただ、日銀が1月に追加利上げに踏み切ったことを受け、各行は変動型の指標となる短期プライムレートの引き上げを決めており、基準金利は今後上昇する見通しだ。
固定10年の最優遇金利は、三菱UFJ銀行が0.13%引き上げ1.44%、三井住友銀行が0.10%引き上げ2.00%、みずほ銀行が0.15%引き上げ1.60%、三井住友信託銀行が0.08%引き上げ1.635%、りそな銀行が0.06%引き上げ1.875%。
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