東京と大阪の戸建て購入条件を比較

　不動産・住宅情報サイト 「ＨＯＭＥ’Ｓ」（運営：ネクスト、東京都港区）は９月２８日、同サイト内のコンテンツ「暮らしといっしょ」にて「東京ＶＳ大阪　徹底比較！一戸建て購入条件ランキング」を発表した。主なランキング結果は以下の通り。

■購入予算の上限
＜東京＞
第１位　４０００万円まで（１６.３％）
第２位　３５００万円まで（１１.８％）
　　　 　４５００万円まで（１１.８％）
＜大阪＞
第１位　３０００万円まで（２０.０％）
第２位　３５００万円まで（１７.４％）
第３位　２５００万円まで（１７.１％）

■自己資金
＜東京＞
第１位　５００～１０００万円未満（２１.１％）
第２位　１０００～２０００万円未満（１８.１％）
第３位　１００～３００万円未満（１５.８％）
＜大阪＞
第１位　なし（１８.８％）
第２位　１００～３００万円未満（１７.７％）
　　　　３００～５００万円未満（１７.７％）

■最優先する条件
＜東京＞
第１位　所有権（４５.０％）
第２位　駐車場あり（２４.０％）
第３位　南向き（１２.８％）
＜大阪＞
第１位　駐車場あり（３３.８％）
第２位　所有権（１９.８％）
第３位　南向き（１５.３％）

　東京と大阪との最大の違いは「購入予算の上限」と「自己資金」だった。購入予算の上限では東京の第１位が「４０００万円まで」１６.３％、大阪の第１位が「３０００万円まで」２０.０％と、１０００万円もの差がついた。一戸建ての平均価格（※）をみると、東京が４２４８万円、京阪神平均が２９３４万円であることから、地価、物件価格の差が要因と考えられるとする。
　自己資金では、東京の第１位は「５００～１０００万円未満」２１.１％で、全体の３割は「１０００万円以上」と回答。一方、大阪では第１位が「なし」１８.８％、「１０００万円以上」という回答は１割強に留まった。

　集計は、同サイト内の物件情報匿名リクエスト「探して！ＨＯＭＥ’Ｓくん不動産売買」において東京都、大阪府で住まいの購入を検討する人がユーザー登録した戸建ての物件購入条件を元に行った。集計対象期間は２０１１年１月１日～１２年３月３１日。

※ＨＯＭＥ’Ｓマーケットレポート２０１２年度第１四半期、８月度　一戸建て版（築１０年未満）より