11月の建設労働需給は0.9％不足　国交省調べ

国土交通省は12月25日、11月の「建設労働需給調査結果」を発表した。全国の8職種（型わく工（土木）、同（建築）、左官、とび工、鉄筋工（土木）、同（建築）、電工、配管工）の過不足率は0.9％の不足となり、不足幅は前月から0.1ポイント縮小。東北地域では前月並みの2.0％の不足となった。

職種別の状況では、全職種で不足となった。不足が最も大きかったのは配管工で、不足率は1.9%だった。地域別では、沖縄で均衡、その他で不足となった。不足率の最大は東北（2.0%）、ついで九州（1.6％）、北海道（1.5%）、中部（1.3%）などとなった。

8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国、東北地域とも「普通」となっている。

同調査は、11月10日～20日の期間（日曜、休日を除く1日を対象）、1640店社の手持現場1万174カ所、一般工2万8732人を対象として調べたもの。

職種別の状況（原数値）