住宅生産団体連合会は「低層住宅の労働災害発生状況報告書」をまとめた。住団連傘下の6団体の加盟企業を対象に613社から回答があった。回答企業は04年に新築物件が18万8182棟あり、労働災害は598件で、新築1000棟あたりの労働災害は3.2件だった。
完工棟数別に見てみると、完工棟数が年間3000棟を超える企業は2002年から3.0件で横ばい、これに対して1000〜3000棟未満の企業は4.3(前年比1.2ポイント減)、100〜500棟未満では3.7と高く、企業規模に合わせた安全管理体制・具体的対策の必要性に言及している。